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遮光眼鏡こんなふうに使っています

私がRPと診断されたのは、1986年の春でした。デパートのガラスのドアにぶつかったので、眼鏡を作り変えようと眼科に行き病名を知らされました。

夜盲症もなく、ただ視力の低下と思っていたので、眼科医の「いずれ失明するでしょう」「海や山には、あまり行かないように、紫外線対策が大事」この二つの言葉しか覚えていないくらい、ただただ驚きでした。ここからサングラスとのお付き合いが始まりました。

どこへいくにも帽子とサングラスは欠かせないものとなりました。だんだん眩しさを感じるようになり、また夜盲症もでるようになりました。

特に辛かったのは、朝のゴミだしでした。キラキラ輝く朝陽を浴びるとその日一日の視力がおかしくなるようでした。そんな症状がでだした2003年2月にある集まりで指導員の訓練を受け、眩しさを軽減する遮光眼鏡の存在を知りました。

現在3個の遮光眼鏡を使い分けています。色の濃いものは晴天時の外出用に使用。それより少し明るい色は曇った時の外出用としてと、デパートや空港などの室内にもとても便利です。

屋外では、なんとなくぼやけて見えていた、誘導ブロック、道路の縁石、建物、樹木、車など、全てがコントラストがつき、階段も、特に下り階段などは見やすく怖さを感じずに降りられます。デパートや空港のように広く、また床、壁、を白を基調にしていたり、天井には蛍光灯がいっぱいで、全体が真っ白にみえてしまいますが、遮光眼鏡をつけるとショウウインドウや飾り物、机、椅子などの備品、人の動きなども見易くなります。

そして、もう一本の薄い色の室内用は、主にパソコン操作時に使用します。これは目が疲れると指導員に相談したところ、室内でも使用、特に、パソコン操作やテレビを見る時は使用したほうが良いとのアドバイスを受たからです。目の疲れは軽減しました。

面倒ではありますが、何本かを使い分けるといいと思います。

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