10日からの訓練を考えて教材を創っている。訓練を伴にするロービジョンの利用者さんに、いつ・どこで・どんな気配の中でその人のためのオリジナル・タイポスコープや視野意識化シートを提示しようかなどと考えながら作る時間がとても楽しいことに改めて気づく。忙しい日常の中にも、集中して教材を作っている時間の中、なんとも不思議なのだがゆったりと時が刻まれてゆくのを感じた。
オーストラリアにR.M.Williamsという馬具メ-カーがある。ここのバックル、同じものはない。それぞれが世界の中で一つ。そう、関わるロービジョンの人たちに、例えば、簡単に手作りできるタイポスコープをその人の使いやすい幅や行間、大きさ、場面に合わせてオーダーメイドの、かつオリジナリィティに溢れたものを作って手渡したい。
久しぶりに、ホットプレートを使って簡単なオリジナル補助具製作にも努めてみようと考えている。