職場周辺は緑豊かな環境である。今日、ふとした話から音環境の話になった。見えているときは拡大鏡を用いて、今は視力で補えない場合は音を活用しているとのこと。話していて楽しかったのは、毎日の生活の中で、例えば虫の鳴き声の、ちょっとした変化を見逃さず、自然の確かな足取りを感じていることをお互いの話の中で見いだせたからだ。
更に、植物の話、匂いや触った感じについてへと話が拡大していったが、五官を大切に育んでいるからこそ、感じることの出来る感覚を共有できることの喜びを感じ、更に、人間の感覚の重みを感じた一時だった。