3月になった。人事異動の内々示があった。公表は3月16日である。出る人、来る人悲喜こもごもの気持ちもあるだろう。国家公務員の2012年4月から2年間の7.8%の給与削減もある。経済的な先行きもままならず、今年1年も試練や困難な年が続くのかもしれない。
さて、来年度に向けて視覚障碍者の自立訓練の充実を柱に戦略を練っているところである。私の職場では年間延べ訓練生は120名となる。平均訓練日数は3ヶ月。従って40名の人が毎年新たに訓練を受けられるのだが、最終的には25名前後の訓練をすることになる。なので15名できていない。昨年は16名だったので、実質9名増ではあるが、まだまだである。
では、実際に1年間にどれだけの人を訓練できるだろうか?試算した。最大で80名。通所訓練、訪問訓練、短期集中訓練を上手く組み合わせればできる。では、なぜ、80名の訓練を実施することができないのだろうか?
一つには、視覚障害の人たちの関心を引くようなメニューでないことがあげられる。更に、訓練したいときにすぐできないこともあるだろう。いや、それ以上に訓練を請負う側の気力の問題だと思うのである。まずは、できるところから始めることとして、来年度は40名を目途に新たな方々に、訓練を実施することとして実現可能な方策を詰めている。最終的には、実質、年間80名の新規利用の方々を訓練可能にするために知恵を絞っている。