連休初日の一日を含くむ5日間のロービジョン集中訓練を終えた。歩行訓練、ロービジョン訓練、家事管理等、事前のアセスメントから絞り込んで時間割を作成した。訓練時間は33時間。食堂・風呂、トイレのオリエンテーションを1時間のみとし、訓練に集中できるように中堅職員がプログラムを組んだ。
結果的に本人自体は実質4日間の年休でかつ訓練終了後自宅で2日間復習できる状況ができたのだが、その効果を冷静に判断しなくてはならない。仕事をしながら必要な訓練を受けることは意外と難しい。けれど企業側(雇用側)に理解があると研修という形で訓練に出してもらえる。
送り出す側はまずスキルアップを期待し、更に「その人らしさ」が出てくることを望んでいる。劇的な展開を求めてはいない。むしろ、戻ってきて、チーム(組織)の一員として伴に働き続けられることを望んでいる。現職を継続できる環境整備に感謝すべきだろうがその中にあって、強みを生かしながら「貢献する」ことも考えてみたいと思った。