糖尿病網膜症のある青年から久しぶりに電話があった。全盲になり、生活訓練を受け、原職復帰を果たした。職場では音声パソコンを活用して、事務作業を行っている。その彼が、テープ起こしをし、パソコンを活用して資料を作成するコツ等を他の人に伝えたいと話してくれた。
また、尊敬する上司との出会いがあり、一緒に仕事をする時間を大切な時として送りたい、そのために、関われる時間を優先して、できるだけ色々なことを学び納めたいとの話をしてくれた。
その話を聴きながら、そういう出会いに恵まれることの素晴らしさと、本人のたゆみない努力がその現実を引き寄せているのではないか等と考えた。